I don’t want to forget

最近、ずっと魚の小骨のように引っかかっているのは、東京藝大の《Robert Frank: Books and Films, 1947-2016》展で見かけた、このことば。

#robertfrank

@thaigghaが投稿した写真 –


考えていたのは、写真を撮る動機。

ぼくが写真を撮る動機というのは、ぼくが写真を鑑賞する動機と同じで、自分しか見ていない世界を他人にも見てほしい(正確には、見ることのできる状態に置きたい)からだった。

でもここ最近はスマホの普及とインスタ人気の拡大によって、ただでさえ他人の世界が飽和状態であることを知っているわけで、良い被写体を見つけても、いま、ここで、自分が、撮る必要があるのか(他人と同じような世界なら、いまさら提示する必要はないんじゃないか?)と疑問に思って、シャッターに手をかけない状態が続いていた。

でもロバート・フランクの「忘れたくない」という言明は、ぼくに強い欲望を思い出させてくれた。

なによりも、自分が忘れたくない光景を写真に記録していけば、動機としてはそれで十分なのだ。

dsc_2890
写真は、先日ギャラリーの方にいただいたマルメロ(西洋カリン)の手作りジャム。

短期滞在していたポルトガル生まれのフランス人アーティストと一緒に作ってくれたもの。

コメントを残す

CAPTCHA